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週末の食卓 (「フィッシュヘッド・カレー」を作って食べる)

ご注意
さかな屋さんで普通にお買い物が出来る方なら大丈夫だと思いますが、人によっては「グロい・・・shock」と思われる画像が含まれます。私は大丈夫!!という方のみ「続きを読む」をクリックしてください。

 突然ヒラメのお刺身が食べたくなりました。ヒラメの旬が今なのかどうかは分かりませんが、急にヒラメ気分になりました。そんなわけで、魚屋さんに行ってみると、週末だからでしょうか、マグロをお客さんの前でさばいて売っていました。鮮やかな手さばきで、「大トロ」、「中トロ」、「赤身」と部位ごとに柵取りされ、次々とお客さんの手に渡っていきます。でも、頭や血合い部分の身は誰も見向きもしません。

 それを見て、ヒラメきましたsweat01。ヒラメはやめて「フィッシュヘッド・カレー」を作ろう!と。「フィッシュヘッド・カレー」とは、文字通り、魚の頭を煮込んだシンガポール風カレーです。先月末の旅行で食べ、気に入ったので家でも作って食べようと、スパイスを買って帰ってきたのでした。人々が「トロ」を奪い合うのを尻目に、頭と血合いを買って来ました。

 マグロの頭は、お店で見ても大きかったけど、我が家のキッチンに持ってくると更に大きく見えます。鍋に入らなければ適当な大きさに切らなければいけませんが、うちの包丁で切れるんだろうか?お店で切ってもらえば良かったかなぁ?と不安になりつつ、一番大きな鍋に入れてみると、セーフ、入りました。

  一安心したところで、材料を揃えます。レシピには「魚の頭、2Kg」とあります。何の魚の頭かは特に指定がありません。あちらで食べたのも何の魚だったか、分からないで食べていました。それにしても尋常な量じゃありませよね。まるで水族館のエサみたいです。

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「そんな目で私を見ないで~」

 というわけで、頭は一尾分。2Kg以上ありそうです。ちゃんと真ん中から半分に切ってありました。ぎょろりとした大きな目玉が外れ落ちそうで怖いです。

 その他材料も、スパイスの袋に書いてあったレシピを元に揃えました。

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 ココナツミルク、トマト、マンゴーチャツネ、タマネギにニンニク。そしてカレー粉。「フィッシュヘッド・カレー」用にブレンドされたものです。トマトは生のものがイマイチだったので、缶詰。マンゴーはレシピには「グリーンマンゴー」と書いてあったのですが、そんなものは手に入らない(グリーンパパイヤなら時々売ってますが)ので、瓶詰めのチャツネで代用。果たしてこれが吉と出るか、凶と出るか?タマネギも「エシャロット」とあったのですが、なかったので・・・これは問題ないでしょう。それからニンニクです。

 さて、いよいよ調理開始。まずはスライスしたタマネギとみじん切りのニンニクを油でよく炒め、水を加えてペースト状にしたカレー粉を入れ、更に炒めます。そこにココナツミルクを加え、更にトマトも加え、煮込みます。ここで塩を加えます。

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煮えたらいよいよ大御所の登場です。フィッシュヘッド投入!何しろ大きな頭です。鍋にちゃんと収まるように頭の向きは左右互い違いに入れます。

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「だからぁ、そんな目で私を見ないでよぉ~。奥の人の目玉も裏返っちゃってるし・・・」

 

レシピには何分煮るかは書いてありませんでしたが、沸騰してからおよそ10分ほど煮ました。そして、ぶつ切りにした身も加え、更に10分。

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やっぱり魚の顔が怖い。

 完成です。魚だけではさびしいので、煮込んでいる間に用意したピーマンとナスの素揚げも添えます。ご飯はタイ米です(本日の食糧、フード・マイレージ大き過ぎですね。)トッピングにコリアンダー(パクチーとか香菜とも言いますね。)をたっぷりのせると、魚臭さが和らぎます。今ではコリアンダー大好きで、この手の料理にたっぷり添えたり、サラダにも加えて食べるほどの私ですが、最初は超苦手。初めて食べた時など、「きっとドクダミを食べて育ったカメムシってこんな味だろうなぁ?」と思っていました。

 あちらで食べたものとはちょっと違う味でしたが、まずまずの出来で、たまに食べるにはいいかもしれません。ただ、若干生臭さが残ったのが残念。魚は煮る前に、さっと湯通ししておけば良かったかな?マグロ以外にはサバなんかも良さそうです。タイのアラを使えば、もう少し上品な味わいになるかもしれません。マンゴーチャツネは程よい甘みを添えていて、悪くありませんでした。魚嫌いな人には味も見た目も、完全NGでしょうね。でも、好きな人には、頭に付いた身をほじりながら食べるのも楽しみだと思います。

  さて、さて、「フィッシュヘッド・カレー」を食べながらシンガポールの思い出話にも花が咲きます。で、何が印象的だった?という話になった時、娘たちは「街のあちこちに貼ってあった指名手配犯の写真がパパに似ていたこと!」なんて言ってました(夫を知る人にしか分からない話でスミマセン)。う~む、確かに否定は出来ないが・・・(おいおいっsweat01)、と大爆笑したところで、「そんなこと言うと、もう連れて行かないからなっ!」と,、angryな夫。そりゃそうだよね。失礼しました。それにしても、中学生と高校生にもなって、せっかく遠くまで行ったのに、もうちょっとマシなこと覚えてないのか?と、ガッカリ。お魚の目玉でも食べて、賢くなってもらいたいものです。で、私は何が印象的だったかというと、ドリアンのニオイ、猫がかわいかったこと・・・子どもたちといい勝負ですcoldsweats01

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台所日記」カテゴリの記事

コメント

まあ~かわいそうな「ぶ~ちゃん」さんcryingでも、結構異国情緒にあふれたお顔だったと思います。うん、東南アジアだったらどこの国でも「その国の人」に見られそうでお得(?)だと思うのですが・・・・(貼ってあったポスターがまずかった・・・・せめて選挙の候補者だったらよかったですね・・・・)

投稿: かすみん | 2008/09/21 02:25

うおぉ!美味しそう!!
カレーにしても生臭さが残るなんて、驚きです。
やっぱりサイズが大きいから???
最近、頭がついたままの魚を出すと「お目目がコッチ見てる~」と
いう様になったちびねこ。
保育園で誰かが言ったのを真似しているのか、
それとも自発的に言っているのかわからないのですが
今のちびねこには絶対ダメなメニューだろうなぁ。(って、それ以前に我が家じゃ絶対作れないけど・・・(^^; )

投稿: くろねこ | 2008/09/22 06:02

☆コメントありがとうございます☆

fishかすみんさん

>東南アジアだったらどこの国でも「その国の人」に見られそうでお得(?)

それが、「この国」でも「この国の人」に見られないこともあるのです。
前に一度、「日本語、お上手ですね~。」と感心されていたことがありましたcoldsweats01
「日本人ですから。」と答えた時の相手の狼狽振りが結構愉快でしたが・・・


fishくろねこさん

生臭さが残ったのは多分、血の気の多い部位を使っているからと思います。
やはりもう少し下処理を丁寧にしておけば、なお良かったなぁ~。
確かに、ちびちゃんくらいのお年頃だと、お友達の真似をして、
今まで言ったりやったりしなかったような事を始める事が多いですよね。
でも、そうじゃなくても、このサイズの魚の頭だとちょっと怖いかもねcoldsweats01

投稿: はるな | 2008/09/22 09:41

フィッシュヘッド・カレー・・・そんなカレーがあるのですね?

でも・・・それを自分で作ってみようとは・・・はるなさんのチャレンジ精神に脱帽です。

魚のアラって湯通ししてぬめりや血を洗っておかないと独特の生臭さが残りますものねぇ・・・でも魚の下処理って結構面倒ですよね?

これって4人家族でも結構なヴォリュームになったんじゃありません?

投稿: piccolo | 2008/09/22 14:30

fishpiccoloさん
「チャレンジ精神」ですか?そう言って頂けてうれしいです!
いつも食べる話ばかりで、「食い意地の張ったオバハン」って
思われているかも?と、思っていたものですからsweat01

下処理。そうですね。仰るとおり。面倒でも、そのひと手間をかけると
かけないでは大違いなのですよねぇ~。
次回はもう少し丁寧にやってみましょう。

ボリュームは、すごいですよ。連日カレーです。そのうちマグロ、
またはシンガポール人になっちゃうかもしれませんcoldsweats01

今日の昼もまた温め直して食べよっと!

投稿: はるな | 2008/09/23 10:23

おいしそうです~!!
魚は頭がいちばんうまいです。
あー、食べたい。

ご主人様、アジアンティックなグローバル系なんですね。
私の友人の旦那さまも、タイ人に
「お前はマレーシア人だろう、絶対そうだ」
と、言われたそうです。
日本人には判別がつきにくいですよね。

投稿: しおこ | 2008/09/25 16:11

fishしおこさん

普通の切り身とかも、もちろん美味しいけれど、お魚好きは頭とか、
アラとか、そういう部分に魅力を感じますよね~。ほっぺの肉とか、
骨の隙間に詰まった肉をホジホジしながらのbottleはたまんないっす。


「アジアンティックなグローバル系」・・・なんかこのキャッチフレーズ、
かっこいいですねぇ~。ただのオヤジなのに、国籍・年齢不詳の
「ある時ニヒルな渡り鳥」で「ウォンテッド」みたいです(古い)。
・・・つまるところやっぱり「指名手配犯」だsad

投稿: はるな | 2008/09/26 09:31

すごい!本当何でも作れちゃうのですね。
私なら・・・面倒だし大きくてさばきにくそうで手が出ません。。

思ったよりフィッシュヘッド見れましたよ~(^^)
出来上がり美味しそうです!
あっ、スープカレーが食べたくなってきた~♪

投稿: Alice | 2008/09/26 14:08

fishAliceさんfish

お返事、遅くなってごめんなさい。

おさかな画像、大丈夫でしたか。良かった~happy01
これは魚の頭が大きいってくらいで、とっても簡単なんですよ。
頭も予めさかな屋さんで二つ割にされてたので、ラクチン。
自分で切るとなるとのこぎりが要ったかも。

そう、イメージ的にはスープカレーですよ~。サラッとしていて。

投稿: はるな | 2008/09/29 23:06

はるなちゃんはマグロのカシラまで料理するのかっっ
その現実離れしたユニークな発想と行動力!ホントに魅力的です!あ、アタシも新婚旅行先のニューカレドニアでフィリピン人に
間違われました。それも日本人の店員さんにっっ!!

投稿: のりぴ~ | 2008/10/03 14:49

fishのりぴ~さんfish

コメントありがとうございます。

食べたくなったら、作りたくなったら、カシラでもなんでも・・・
好奇心と食い気の塊なもんでcoldsweats01

日本人からフィリピン人と間違われるとは・・・のりちゃんにも
そんなことがあったのね。きっとその人、外国暮らしが長くて、
見極めがつかなかくなったのかもね。

投稿: はるな | 2008/10/07 09:25

はじめまして・・・。お魚のカレー、はじめて
知りました。食べてみたいかもしれないですが、
頭ごと入れちゃうんですね。フルートのブログを
渡り歩いてきたのですが、また遊びにきますねっ。

投稿: みや | 2008/10/07 22:01

fishみやさんfish

はじめまして。ようこそいらっしゃいませ。

このカレーは「フィッシュヘッド・カレー」というくらいですから、
頭は必須ですね。いいおダシも出るし。

ただ、若干食べにくいことと、人によっては見た目グロい
という難点も。

我が家でも、子どもたちのために、身をほじる手間を省き、
空腹を瞬時に満たすべくsweat01、切り身も入れてみました。
そう考えると、何を入れてもいいのかなぁ~?とも思います。

色気より食い気(?)の、一応sweat01「フルート」のブログですが、
これからもよろしくお願いいたします。

コメントありがとうございました。

投稿: はるな | 2008/10/08 09:46

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