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管(くだ)になってみる・・・

 前の記事で、「今月は充実した日々を過ごす」などと言っていた私だけど、先週末は風邪をひいてしまった。何をどう充実させようか、足りない頭でいろいろ考え過ぎたのが祟ったのか、熱(ちょっとだけ)まで出てしまった。「○○は風邪ひかない」という言葉通り、滅多に風邪などひかない私だけど、こんなことは何年ぶりだろう?とは言え、たっぷり蓄えた自前の養分(木の実か?豆か?私は!?いや、歩く食糧備蓄庫)&体力が自慢の私なので^^;、今ではすっかり元気!呆れる回復力デス。

 さて、今日はレッスン。スタートは「ソノリテについて」から。今やっているのは「低音の柔軟性」というところ。練習を繰り返すうちに、一度はつかみかけていた「低音」のコツみたいなものが、ここ最近またどこかに落っことしてきてしまったみたいで、なかなか安定した発音や音色が得られずにヘコんでいた。

 今日のレッスンでも上手くいくか不安だった。テキストの隅の「お腹から(空気を)送り出す」だの、「どこにもひっかることなく、すぅ~っと出てくる空気」とか「ゴムホース」^^;なんて書き込みを見て、改めて、「管(くだ)になろう。スムーズに空気が流れる、私はゴムホースになろう。柔らかいけどコシのある、私はチクワなのよ!!」と、「しなやかな管」のイメージで無心に吹いてみた。力が入り過ぎるのはいけないので、間違っても「土管」や「水道管」はイメージしないようにしてみた。

 気持ち良く吹けた。鳴り方も気持ち良かった。レッスンはまだ始まったばかりなのに、既に達成感に浸ってしまっている私に、先生から一言。「低音を吹くポイントについてお話したことを覚えてますか?」

 あ、あれぇ?ダメだったのかな、今の?自分では結構良かったように思えたのに・・・。

 低音は唄口の「穴」ではなく、「管」を意識して吹くように。力むのはダメ。おかしな音が出て、直そうと、力が入ればさらに悪くなる。力を抜いて、「管」に空気が流れるようなつもりで。と、「低音」のポイントを改めてお話になった後、「今のはよく出来ていましたよ。」

 おぉ~、褒められた。そのお褒めの一言のおかげで、「空気がスムーズに流れる管」というイメージと、実際カラダで感じる感覚がここで初めて繋がったみたいで、とってもうれしかった。抽象的なアドバイスだなぁ(先生、スミマセン)と最初は思っていたけれど、この感覚をカラダでつかんだ瞬間、「ああ、なんて的確なアドバイスだったんだぁ~」と、ちょっと感動した。この感覚は絶対忘れないようにしたい。そして、演奏に生かせるようになれればいいなぁ・・・でも、「演奏に生かせるようになる」って言うのも、難しそう。これはまた、今後の課題の一つになるかもしれない。

 そしてフルートとはまったく関係ないお話を(*^。^*)。

 

週末の「病気療養中」^^;、暇を持て余してネットの世界を徘徊していて見つけた掘り出し物。ジャジャ~ン!               

                             Elisdvd_3
           「えり~ざべ~と!」・・・あらあら、はるなさん、またですかぁ?
 
 たまたま覗いたウィーン劇場協会(VBW)のHPに、ウィーン版「ミュージカル・エリザベート」3枚組DVDが今月末発売!!という大ニュースがっ!ウィーンにあるTheater an der Wien(アン・デア・ウィーン劇場)での舞台公演はもちろん、一昨年のサヨナラ公演の模様、メインキャストのインタビュー、舞台装置・バックステージの模様などなどが収められた、ファンにはたまらない構成となっている。

 「エリザベート」の公演が行われたアン・デア・ウィーン劇場は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の台本を書いたエマヌエル・シカネーダーが建設した歴史ある劇場。設立以来数々のオペラが上演されてきた。近年はミュージカル劇場として数々の作品が上演される。なんと「キャッツ」のドイツ語版初演もここで上演されたとか。因みに「キャッツ」の脚本をドイツ語に翻訳したのは、「エリザベート」の脚本を書いたミヒャエル・クンツェ氏なのであ~る。また、モーツァルトと、シカネーダーが登場する、やはりクンツェ氏によるミュージカル「モーツァルト!」も初演はここ。後世にこんなミュージカルが自ら立ち上げた劇場で、上演されるとは、当時の当人達は思いもしなかったと思う。が、このアン・デア・ウィーン劇場でのミュージカル公演は2005年12月の「エリザベート」最終公演を以って最後となってしまった。「モーツァルト・イヤー」でもある2006年より再びオペラ専門の劇場に。ということで、この劇場でミュージカルが上演された数十年の「歴史」みたいなものも、このDVDには収録されているという。ミュージカルファンとしては、必見!かもしれない。

        Theater_an_der_wien_2
   現在の外観は普通のビルですが、内部は重厚で華麗。歴史が感じられます。
   双頭の鷲が客席を見下ろす、プロセニアム・アーチにも圧倒されます。

 多分、「エリザベート」本編の方は一昨年に発売されたDVDと同じ内容であろうと思いつつも、オマケの方があまりにも美味しそうで・・・「ただいま先行予約受付中」の文言もちらついて、「注文する」ボタンをつい・・・ポチッとしてしまった^^;。33.5ユーロ(送料別)也。現在160円ちょっとのユーロ。一時よりだいぶ安くなってきている。このまましばらくは上がらないでね。

 と、ここでDVDの事は終わりにしておけば良かったものを、何を思ったか、ドイツのミュージカル関連商品を扱うショップ”Sound of Music”(SOM)のサイトも覗いてしまった。そしたら、値段が32.95ユーロで、ウィーン御本家よりもちょっと^^;お安いことを発見。本当にちょっとだけだけど、キィ~、クヤシイッ!!さらに気なる記述も発見。御本家VBWの方には「英語・日本語(ひょっとしたら^^;)字幕付き」とあるのに対し、SOMの方には「ひょっとしたら」の記述がない。これは英・日二ヶ国語の字幕がどちらも確定ということなのかしら??モノは同じはずなのに、何故なのぉ~??謎は手許に届いた時に明らかに。それにしても、55セント損したぁ~!

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フルート」カテゴリの記事

コメント

アン・デア・ウィーン劇場
素敵ですね~
外観は普通のビルで、入っていくとこんなに壮麗な劇場が現れるなんて、それだけでもドラマチックです。
ウイーンも長いこと戦渦に巻き込まれたりしていたので、建物の側は現代風になっているんでしょうね。
うーん格好いい。

風邪が戻ってこないようにどうぞご自愛ください。

投稿: しおこ | 2007/11/16 11:27

すごい!やりましたね(^^)
低音、難しいですよね~。
私は未だに苦戦中です。。。
「管」になるのかぁ~。チクワかぁ~。
よーし!私も!
頑張りまっす。

投稿: くろねこ | 2007/11/17 06:03

『私はチクワ・・・私はチクワの精なのよぉ~』と「ガラスの仮面」の北島マヤのように自分に言い聞かせながらフルートを吹くはるなさんを想像してしまいました(笑)

息と言う目に見えないものを音という形にする作業だけに、体の中の使い方をイメージするのはとっても大切なことなのでしょうねぇ?

それにしても「エリザベート」かなりの力の入れようですなぁ・・・

投稿: piccolo | 2007/11/18 21:01

☆コメントありがとうございます☆

♪しおこさん♪
アン・デア・ウィーン劇場、外観は普通のビルといっても、そこはヨーロッパ。古の風情が漂ってます。当時の建物は一部しか現存していなくて、その一部の中では、劇場脇の出入り口(?)の「パパゲーノ門」が有名です。ウィーン市認定の歴史的見どころにも指定されているようです。

風邪はすっかり良くなりました。でも、ここ2、3日めっきり寒くなりましたので、気を付けないといけませんね。ありがとうございます!


♪くろねこさん♪
低音のコツ、どうにかその感覚は体得出来たみたいですが…。毎回必ず出来るところまでにはまだ至ってないのが悲しいです(T_T)。次のステップは「いつも・どんな時でも出来る」ですね。お互いがんばりましょうね!


♪piccoloさん♪
「チクワの精」、なんかあんまりカッコ良くないですが、「管」とか「空洞」とか、そんなイメージでがんばってます^^;。「暗示にかかり易い」性質^^;の自分には、イメージって大切かなぁと思っています。

「エリザベート」…自分でも呆れてしまいますね~^^;。と、いいつつも届くのが楽しみ!!

投稿: はるな | 2007/11/19 11:12

私もよく、「ちくわ」思い出しては頑張ってみてます。でも、難しくて・・・
ついついチーズを詰めてしまいます^^);
ところで、はるなさんにお願いです。
40LittlePiecesの23番のトリルだけど、これで正しいか一度聴きに来て下さいな。
m(__)m

投稿: タリア | 2007/11/21 22:50

あ~!!32番でした(lll-ω-)

投稿: タリア | 2007/11/21 22:52

も~どうしましょう・・・33番です。
そそっかしくてスミマセン_| ̄|○

投稿: タリア | 2007/11/21 22:54

まぁまぁ、タリアさん、たくさん書き込みありがとうございます^^;。

「_| ̄|○ 」なんか、これ、かわいいですよね~。つい「こ○まよ○お」君を連想してしまいます^^;。

で、33番ですね。早速聴かせて頂きましたよ。
トリルですが、きれいに入っていると思いますよ。32番も聴かせて頂きましたが、両方ともいつものようにキレイな音で、ホントうらやましい!

トリルは、アルテ2巻で正式(?)習うということで、今は「簡単でいいですよ~」と言われておりまして…。タリアさんみたいに「ピロピロピロ~」なんてカッコイイのではなく、「ピロ」と一回やっているだけの状態です(T_T)。早くタリアさんみたいにカッコ良くキメたいです!!

投稿: はるな | 2007/11/22 09:26

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